Aめっきスーパーとは

『Aめっきスーパー』とは

鉄製品の防錆対策には「溶融亜鉛めっき」がNo.1と自負しています。

しかし…
海塩粒子濃度の極めて高い地域等、厳しい腐食環境下では、耐食性能が十分でない事例が報告されました。
※日本海側に面した北陸自動車道の一部では、亜鉛めっきを施した橋梁付属物に著しい腐食が短期間に発生しました。この対策として、溶融亜鉛めっきに代わる「亜鉛・アルミ合金めっき」の開発が進められました。

溶融亜鉛・アルミ合金めっき

亜鉛にアルミニウムを添加すると、耐食性能が向上することは古くから知られていました。連続めっき鋼板では、1970年代に商品化されています。
一般溶融亜鉛めっきでは皮膜制御が難しく、また、技術的課題も多くあり実用化は遅れましたが、1990年代に実用化され、現在では国内数社で商品化されています。

2浴式が現在の主な方式

  • 1浴目

    溶融亜鉛めっきを施す

  • 2浴目

    セラミック釜で5%アルミ亜鉛合金めっきを施す

※2浴目の釜がセラミック製なのは、鉄釜ではアルミニウムとの反応など合金めっきの工程に耐えられないからです。

耐食性向上しますが、
価格アップします!

Aめっきスーパー

Aめっきにアルミニウムを加えた
亜鉛・アルミ・マグネシウム合金めっき

  • RoHS指令に対応
  • 特許取得
  • 1浴目

    「2浴式」ではなく「1浴式」なので、
    セラミック釜も
    必要ありません。

耐食性向上し、
価格アップの幅を抑制します!

更なるコストダウンを実現するために、現在も研究開発を重ねております。

工程

脱脂 苛性ソーダ 4~10%溶液 60℃以上 脱脂水洗 ショット加工 カットワイヤー 粒度:1mm 中間検査(脱脂状態のチェック) 酸洗 塩酸 7~22%溶液 常温 酸洗水洗 中間検査(酸洗状態のチェック) フラックス処理 塩化アンモニウム 4~20%溶液 60℃以上 中間検査(塩化アンモニウムの付着状態のチェック) 乾燥 めっき 使用亜鉛地金 純度99.99%以上の電気亜鉛地金 タレ切り Aめっきスーパー処理 亜鉛・アルミマグネシウム合金処理 冷却 空冷又は水冷 仕上・検査 完成 最終検査(外観検査及びめっき試験) 脱脂 苛性ソーダ 4~10%溶液 60℃以上 脱脂水洗 ショット加工 カットワイヤー 粒度:1mm 中間検査(脱脂状態のチェック) 酸洗 塩酸 7~22%溶液 常温 酸洗水洗 中間検査(酸洗状態のチェック) フラックス処理 塩化アンモニウム 4~20%溶液 60℃以上 中間検査(塩化アンモニウムの付着状態のチェック) 乾燥 めっき 使用亜鉛地金 純度99.99%以上の電気亜鉛地金 タレ切り Aめっきスーパー処理 亜鉛・アルミマグネシウム合金処理 冷却 空冷又は水冷 仕上・検査 完成 最終検査(外観検査及びめっき試験)

ドイツでの
プレゼンテーション

弊社社長が「 Intergalva 2018 Berlin 」において「Aめっきスーパー」についてプレゼンしました。

ドイツでのプレゼンの様子

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