溶融亜鉛めっきとは

溶融亜鉛めっきの卓越した特性

溶融亜鉛めっきの最大の特徴は、ボルトや鋼管、鋼板のような鉄をサビから守る防錆効果に優れているということがあげられます。

これはめっきの加工工程で、鉄と亜鉛が反応し、鉄の表面に強靭な厚い合金皮膜をつくるからです。 つまり溶融亜鉛めっきは密着性に優れ、シビアな環境下においても、優れた特性を発揮、大気中はもとより淡水、海水、土壌中などでも素材を保護します。

溶融亜鉛めっきは緻密な亜鉛層の保護皮膜と、電気化学的な防食作用により、過酷な環境条件のもとでも長期間にわたって鉄サビから守ります。 しかも塗装のように塗り替えを必要としない表面処理ですからコスト面でも経済的。
長期的にみると、計り知れないコスト的なメリットが生まれます。 また、亜鉛槽に浸漬するという処理工程を経るため、目に見えない細部まで完全に皮膜。複雑な形状のものも均一に処理できるという利点をもっています。

イーター ツェーター デルター1 Fe (亜鉛層) (合金層) (鉄地)
溶融亜鉛めっき層の顕微鏡写真

亜鉛めっきの犠牲防食作用

亜鉛めっき 塗 装
キズの発生
亜鉛めっき キズの発生
塗 装 キズの発生
腐食の進行
亜鉛めっき 腐食の進行

亜鉛の犠牲防食作用により
鉄は腐食されない

塗 装 腐食の進行

粗いさびにより塗膜が
大きく破れ腐食が進行する

亜鉛付着量と環境別耐用年数

耐用年数 60 50 40 30 10 0 亜鉛付着量(g/平㎡) 300 600 900 1200 乾燥 山間 田園 海岸 都市 重工業

JIS H8641 溶融亜鉛めっき規格

種 類 記 号 付着量
(g/m2)
硫酸銅
試験回数
適用例(参考)
1 種 HDZ A 4回 厚さ5mm以下の鋼材・鋼製品、鋼管類、径12mm以上のボルト・ナット及び厚さ2.3mmを超える座金類
HDZ B 5回 厚さ5mmを超える鋼材・鋼製品、鋼管類及び鋳鍛造品類
2 種 HDZ 35 350以上 厚さ1mm以上2mm以下の鋼材・鋼製品、径12mm以上のボルト・ナット及び厚さ2.3mmを超える座金類
HDZ 40 400以上 厚さ2mmを超え3mm以下の鋼材・鋼製品及び鋳鍛造品類
HDZ 45 450以上 厚さ3mmを超え5mm以下の鋼材・鋼製品及び鋳鍛造品類
HDZ 50 500以上 厚さ5mmを超える鋼材・鋼製品及び鋳鍛造品類
HDZ 55 550以上 過酷な腐食環境下で使用される鋼材・鋼製品及び鋳鍛造品類

工程

脱脂 脱脂 4~10%溶液 60℃以上 脱脂水洗 ショット加工 カットワイヤー 粒度:1mm 中間検査(脱脂状態のチェック) 酸洗 塩酸 6~22%溶液 常温 酸洗水洗 中間検査(酸洗状態のチェック) フラックス処理 塩化アンモニウム 8~15%溶液 60℃以上 中間検査(塩化アンモニウムの付着状態のチェック) 乾燥 めっき 亜鉛浴純度 97.5%以上 460±5℃(大釜) 460±5℃(中釜) 500±5℃(小釜) 使用亜鉛地金 純度99.99%以上の電気亜鉛地金 タレ切り 冷却 水冷 上水道及び循環水 常温 仕上・検査 中間検査 (外観状態のチェック) 完成 最終検査 (外観検査及びめっき試験) 脱脂 脱脂 4~10%溶液 60℃以上 脱脂水洗 ショット加工 カットワイヤー 粒度:1mm 中間検査(脱脂状態のチェック) 酸洗 塩酸 6~22%溶液 常温 酸洗水洗 中間検査(酸洗状態のチェック) フラックス処理 塩化アンモニウム 8~15%溶液 60℃以上 中間検査(塩化アンモニウムの付着状態のチェック) 乾燥 めっき 亜鉛浴純度 97.5%以上 460±5℃(大釜) 460±5℃(中釜) 500±5℃(小釜) 使用亜鉛地金 純度99.99%以上の電気亜鉛地金 タレ切り 冷却 水冷 上水道及び循環水 常温 仕上・検査 中間検査 (外観状態のチェック) 完成 最終検査 (外観検査及びめっき試験)

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